見る処方箋「アンリ・ルソー」
「私自身:肖像=風景」や「ジュニエ爺さんの二輪馬車」などを代表作に持ち、「日曜画家」として知られるアンリ・ルソー。
ルソーを知らない方でも、Photoshopを使ったことのある方には草木に隠れるライオンに馴染みがあるのではないでしょうか。
あのライオンはルソーの「夢」に登場するライオンなのです。
やや見づらい分かりづらいかもしれませんが、中央辺りを探してもらうと発見出来ると思います。
ルソーは生前でも現在でも下手と評されることが多いですが、ルソーは大好きな画家の一人です。
ルソーにまつわるエピソードはどれも面白いのでぜひ調べてみてほしいのですが、正直笑わずにはいられないものばかりです。もちろん良い意味で。
作品のシュールさはもちろん、やたら植物(特に葉っぱ)にこだわったり、実際にはメキシコに行っていないにも関わらず「行った」と言って「飢えたライオン」を始めとした南国のジャングルの作品を描いたりと、とにかくエピソードに事欠かない人物です。
この作品は初めて見たときに「めっちゃ楽しそう(笑)」としばらく爆笑したので、(何度も言いますが誹謗中傷ではなく良い意味です)をスマホの待ち受けにしてます。
落ち込んだ時の見る処方箋「アンリ・ルソー」、皆様もいかがでしょうか。